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ホルモン注射と血液検査|FTMの僕が20年間サボらず受けている理由とその重要性

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定期的なホルモン注射に通う中で、数回に一度セットで行うのが「血液検査」です。
僕の場合は3週間に1回のペースで注射をしていますが、半年に一度は検査も一緒に行うようにしています。

毎回ではないからこそ、忙しい時期などはつい「今回は注射だけで済ませたいな」という気持ちがよぎることもあるかもしれません。

でも、長くこの体と付き合っていくためには、やはり定期的なチェックを欠かすことはできません。
今回は、なぜ血液検査が必要なのか、そして限られた環境の中でどう自分の体と向き合っていくべきかについてまとめました。

血液検査はなぜ必要なのか?

ホルモン注射は、僕たちの体に大きな変化をもたらしてくれますが、同時に負担もかけています。
「なんとなく不安だから」ではなく、具体的に管理すべきリスクを知っておくことが大切です。

僕は検査後、ある程度の説明しか受けていないのですが、注意してみるべき項目は以下の4点です 。

  • 性ホルモン値
  • 肝機能に関する項目の値
  • 血の濃度に関する値
  • コレステロール値

これらは、自分にとっての「適量」を見極めるための大切な数値です。
男性ホルモンは、たくさん打てばいいというわけではありません。
自分の数値を把握しておくことで、体への負担を最小限に抑えながら自分らしい状態を維持できます。

性ホルモン値

FTMなら男性ホルモンの数値を確認します 。
基本、ホルモン注射を打ってから2~3日で急激に上昇してそれ以降徐々に下がっていきます。

この徐々に下がってくるホルモン値が基準値ぎりぎりになる前に次の注射を打つのが望ましいとされています。

ホルモン値が多すぎると肝臓への負担が大きくなり、逆に少ないと更年期障害の原因になってきてしまいます。

なので検査でホルモン値をチェックするのは、ホルモン注射を打ってから次の期間までどれくらいの間隔が必要なのかを知るためにとても重要になってきます 。

肝機能に関する項目の値

これは項目そのまま、肝臓が何かしらのダメージを受けていないか・肝臓に無理をさせていないかどうかを数値を見てチェックする必要があります。

数値を見ることで、今の注射の量や間隔が自分に合っているかどうかの判断材料になります。

血の濃度に関する値

血液に含まれる赤血球の濃度を調べるための数値で、赤血球の量が少なければ貧血になってしまいます 。

じゃぁ多ければ大丈夫かと言えばそういう訳でもなく、多いと逆に多血症になってしまって血液の流れが悪くなってしまい血液が詰まってしまいます 。

男性ホルモンを注射していると血が濃くなりやすくなり、この多血症になる可能性が高くなります。
高くなりすぎると血管が詰まるなどのトラブルが起こりやすくなり、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞の原因になります 。

自分ではなかなか気づけないので、数値で確認するしかありません。

ちなみに僕は、この血の濃度の値が毎回ギリギリのラインを行ったり来たりしているので多少不安ではあります。
半年に1度の検査で引っかかった場合は3ヶ月後に再検査をし、その検査で改善が見られなかった時は注射の量を減らして様子を見るようにしています。

コレステロール値

血中コレステロール値も高い場合は動脈硬化の原因になります。
血の濃度同様、脳梗塞や心筋梗塞の原因になるので注意が必要です 。

目次

地方での通院と、自分を守るための管理

僕は半年に一度は必ず血液検査を受けるようにしています。

僕のように地方に住んでいると尚更だと思うのですが、ホルモン注射を打ってくれる病院は限られています。
「気に入らなければ別のクリニックへ」と簡単に場所を変えられるわけではありません。

限られた選択肢の中で、今通っている場所でお医者さんとしっかり向き合うためにも血液検査の結果は重要です。
数値が悪くなったときに、「少し間隔を空けようか」と相談できる材料を自分から持っておくことが大切だと感じています。

最後に

ホルモン注射を打つことで変化する体の状態は体調不良となって現れてからは遅いです。
動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞はそのまま死につながってしまう場合もあります 。

そうならないためにも事前にチェックをして体調管理をすることが本当に大切になってきます 。
もし「いつ検査すればいいのかな?」と迷っている方がいたら、まずは医師に相談してみると良いですし、医師の方から「検査しておこうか」と声をかけてくれることが多いんじゃないかなと思います。

自分のホルモン注射の量や間隔は問題ないか・ホルモン注射によって体に不具合が生じていないかをちゃんと自分で知っておくようにしましょう。

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