FTMの性病検査|産婦人科に行きづらい僕が郵送検査キットを使った体験

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「もしかして、性病かもしれない」

そう思っても、産婦人科へ行くことを考えるだけで気が重くなる。

僕も何年ものあいだ、かゆみに悩んでいました。
掻いた爪に血がつくこともあって、「一度きちんと調べたほうがいい」とは思っていたんです。
それでも、産婦人科だけはどうしても足が向かなくて。

不安を抱えたまま過ごすのもしんどくなり、僕が選んだのがGME医学検査研究所の郵送検査キットでした。

調べたのは、クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダの4項目。
自宅で検体を採取して送り、結果はすべて陰性。

性感染症ではないと分かったときは、ようやくひと息つけた気がします。
結果を見たときは、何年も抱えていた不安が少し軽くなりました。

この記事では、実際に届いた梱包や検査器具の写真を載せながら、男性名で女性用キットを注文しても大丈夫なのか、検体はどうやって採るのか、結果はどのように届くのか。
僕が迷ったところも含めて、順番にお伝えします。

「検査はしたい。でも、産婦人科には行きづらい」

同じように悩んでいる人の参考になればうれしいです。

かゆみや痛み、おりものの変化が続いているときは、郵送検査だけで安心せず、病院で診てもらうことも考えてみてください。

目次

FTMでも郵送検査キットは使える?

「名前は男性だけど、女性用キットを注文しても大丈夫なの?」

  • クラミジア
  • 淋菌(淋病)
  • トリコモナス
  • カンジダ

FTMなら、まずここが気になりますよね。

僕も注文前に、GME医学検査研究所へ直接問い合わせました。
返ってきた答えは、購入者名とキットの性別が一致していなくても問題ない、というもの。
実際に僕も男性名で女性用キットを注文し、問題なく受け取れました。

GMEの郵送検査キットは、自宅で採取した検体を検査機関へ送り、結果をインターネットで確認する仕組みです。
病院の受付や待合室を通らず、自分のタイミングで検査を進められます。

ただし、「FTM専用」のキットがあるわけではありません。
調べたい感染症だけでなく、尿・膣分泌物・うがい液・血液など、どの検体を採取するかを確認して選ぶ必要があります。

僕はかゆみが気になっていたため、膣分泌物を採取する女性用キットを選びました。
実際に注文した検査項目や採取方法は、このあと写真と一緒に見ていきます。

僕がGME医学検査研究所を選んだ理由

「郵送で送った検体って、本当にきちんと検査してもらえるの?」

郵送検査を初めて使うなら、ここは気になりますよね。
僕も値段より先に、どこで誰が検査するのかを調べました。

GMEは、自社で「登録衛生検査所」を運営しています。
少し難しい名前ですが、法律で定められた施設や検査体制の基準を満たしている検査所のことです。
検査を担当するのも、国家資格を持つ臨床検査技師だと確認できました。

僕が調べたかった4項目の中には、トリコモナスも入っていました。
GMEでは、郵送中にトリコモナスが死滅しても調べられるDNA検査を、群馬大学との共同研究で開発しています。

検査を頼む場所が分からないまま送るのは、やっぱり不安です。
検査する施設と担当者が明記され、調べたかった項目にも対応していたことが、僕がGMEを選んだ決め手になりました。

初めてだった僕はスタンダードを選びました

GMEの女性用性病検査4項目キットには、「スタンダード」と「ローコスト」の2種類があります。
どちらを選んでも検査する4項目は同じですが、梱包と採取に失敗したときの対応が違います。

2026年8月22日に確認した価格と内容は、次のとおりです。

  • スタンダード・7,940円(税込):外装箱と予備キット付き。採取に失敗した場合も、採り直しキットを無料で注文できます。
  • ローコスト・6,830円(税込):簡易的なアルミ包装で、予備キットは付きません。採り直しキットは有料です。

価格差は1,110円。
少しでも費用を抑えたい人や、採取に慣れている人ならローコストが選びやすいと思います。

僕は初めての郵送検査だったので、「うまく採れなかったらどうしよう」と考え、予備キットが付くスタンダードを選びました。

僕が実際に注文したスタンダードパッケージ。
写真は購入当時のもので、現在はデザインが変わっている場合があります。

家族に知られにくい受け取り方はある?

「性病検査のキットが家に届いたら、家族に気づかれそう」

同居している人がいると、注文画面を開く前にここで迷いますよね。

僕が注文したスタンダードパッケージは、外から中身が見えない紙の封筒で届きました。
実物を見ても、性病検査キットが入っているとは分かりませんでした。

現在のGMEでは、伝票の品名は「プラスチック空容器」と記載されます。
差出人も「株式会社GME」だけではなく、別の会社名や男女の個人名から選べるようになっています。

それでも自宅へ届くこと自体が心配なら、郵便局留めかヤマト運輸センター止めを選べます。
家族が自分宛ての荷物を開ける可能性があるなら、自宅外で受け取るほうが安心しやすいと思います。

郵便局やヤマト運輸の窓口では本人確認があるため、注文には本名を使います。
受け取り先の営業時間も、注文前に確認しておいてください。

僕のもとへ実際に届いた外装。
外側を見ただけでは、性病検査キットだと分かりませんでした。

結果は検体が届いた日に確認できる

「返送してから結果が出るまで、何日も待つのかな」

性病かもしれないと不安なときは、結果を待つ時間も長く感じますよね。

僕が使った女性用性病検査4項目キットは、検体がGMEへ到着した当日に結果が出ます。
確認方法はインターネットで、公式サイトでは到着日の18時前後から確認できると案内されています。

ただし、ポストへ投函したその日に結果が出るわけではありません。
GMEへ届くまでの目安は1〜3日で、投函した時間や地域によって変わります。

僕は週末に投函したため、到着まで少し時間がかかりました。
少しでも早く知りたいなら、平日の集荷時間に間に合うように投函したほうが進みやすいと思います。

僕が選んだ検査キットと使い方

ここからは、僕が実際に選んだキットの内容と、届いた採取器具、検査結果までを順番に紹介します。

選んだのは女性用性病検査4項目キット

「検査キットが多すぎて、どれを選べばいいのか分からない」

初めて探すと、検査項目の多さに迷いますよね。

僕が選んだのは、女性用性病検査4項目キットです。調べられるのは、次の4つ。

  • クラミジア
  • 淋菌(淋病)
  • トリコモナス
  • カンジダ

僕はB型肝炎とC型肝炎を以前に検査しており、のどの感染も気になっていなかったため、この4項目を選びました。

このキットには、HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎・のどのクラミジアや淋菌は含まれていません。
何を調べたいかによって必要なキットが変わるので、項目数だけでなく検査内容まで見て選んでくださいね。

4項目の検査ですが、届いた採取器具は2種類です。
クラミジアと淋菌用、トリコモナスとカンジダ用に分かれており、どちらも綿棒で膣分泌物を採取します。

説明書に加えて、GME公式サイトには採取方法の動画も用意されています。
文章だけでは分かりにくいときは、採取前に動画を見ておくと流れをつかみやすいと思います。

実際に届いた2種類の採取器具。
クラミジア・淋菌用と、トリコモナス・カンジダ用に分かれています。

検査した4項目はすべて陰性でした

結果画面を開くときは、「何か見つかったらどうしよう」と緊張しました。

表示された結果は、クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダの4項目すべて陰性。
何年も抱えていた不安がかなり軽くなり、「もっと早く検査しておけばよかった」と思いました。

ただ、今回分かったのは、検査した4項目が陰性だったということです。
ほかの性感染症や、かゆみの原因まで分かったわけではありません。

検査結果が陰性でも症状が続いているなら、そのまま我慢せず、病院にも相談してくださいね。

検査結果が陽性だったらどうする?

「陽性と出たら、結局は産婦人科へ行くしかないの?」

FTMなら、検査を申し込む前からここが気になりますよね。

郵送検査で陽性になった場合は、自己判断で済ませず、病院で診察を受けて治療が必要か確認します。
GMEの結果確認ページから「検査結果報告書」をPDFでダウンロードできるので、印刷して受診時に持参します。

検査結果報告書には、検査方法や判定基準などが記載されています。
持参することで、同じ検査を繰り返さずに治療へ進める場合もあります。
ただし、再検査が必要かどうかは受診先の医師が判断します。

受診先は産婦人科だけではありません。
厚生労働省は、性感染症の診療科として性病科・感染症科・泌尿器科・婦人科などを案内しています。
皮膚に症状があれば皮膚科、のどなら耳鼻咽喉科も候補です。

どの診療科が合うかは、陽性になった感染症や症状によって変わります。
予約する前に、検査項目への対応と、FTMであることを伝えたうえで受診できるかを電話などで確認しておくと、当日の不安を減らしやすいと思います。

FTMが検査キットを選ぶ前に確認したい4つのこと

「戸籍上は男性だから、男性用を選べばいいの?」

商品名に「男性用」「女性用」と書かれていると、FTMはどちらを選ぶべきか迷いますよね。

でも、見るべきなのは戸籍上の性別や名前ではありません。
今の身体と、検査で採取する検体が合っているかどうかです。
僕が使った女性用4項目キットは、膣分泌物を綿棒で採取するタイプでした。

選ぶ前に、次の4つを確認してみてください。

  1. 採取方法:尿、膣分泌物、うがい液、血液など、自分で採取できる方法か
  2. 調べたい部位:性器だけでよいのか、のどや直腸肛門の検査も必要か
  3. 検査項目と時期:調べたい感染症が含まれているか、検査できる時期を迎えているか
  4. 梱包と受取方法:予備キットが必要か、自宅以外で受け取りたいか

同じFTMでも、必要な検査は身体の状態や気になっている行為によって変わります。
僕が選んだ4項目キットが、すべての人に合うわけではありません。

迷ったときは価格だけで決めず、GME公式サイトの検査項目・症状別検索や問い合わせを使い、自分が調べたい内容を確認してから選んでくださいね。

まとめ|FTMの僕が郵送検査を使って感じたこと

僕は何年もかゆみが気になりながら、産婦人科へ行けずにいました。

そんな僕でも、自宅で検体を採取する郵送検査なら試すことができました。
4項目が陰性だと分かったときは、「もっと早く検査しておけばよかった」と思ったのを覚えています。

GMEの郵送検査キットは、次のような人なら候補にしやすいと思います。

  • 病院の受付や待合室に入らず、まず検査を受けたい
  • 男性名で女性用キットを注文できるか不安
  • 家族に荷物の内容を知られにくい受け取り方を選びたい
  • 初めてなので、予備キットが付くタイプを選びたい
  • 検査結果をインターネットで確認したい

必要な検査項目は人によって違います。
僕と同じ4項目だけでよいとは限らないので、注文前に検査する部位と項目を確認してくださいね。

「検査したいけれど、産婦人科には行きづらい」と迷っているなら、自分に合う検査キットがあるかを確認するところから始めてみてください。

なお、症状が続いている場合や検査結果が陽性だった場合は、郵送検査だけで終わらせず、病院にも相談してください。

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